こんばんは。
朝雨が降っていましたが午後からぼかぼかでしたね。
今日は、朝2時間、お昼2時間、夜2時間
6時間ほど、なかなか良い感じで、ピアノの練習ができました。
今日練習していた曲は、
ドビュッシーの「月の光」
エリックサティの「ジュ・トゥ・ヴ」
ファジルサイの「トルコ行進曲JAZZ」
シューマンの「子供の情景」です。
その中でも、「月の光」にのめり込んでいました。この曲はとても美しく幻想的な月の光をイメージしますが、ドビュッシーはただそれだけを表現しただけではなく、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩集「雅な宴」に収められた「月の光」に感銘を受け、この詩には、楽しい事と悲しい事、相反する物が一体となり、曖昧な世界が描かれていて、その詩にドビュッシーはひかれ、音だけでその世界を表現したくて、月の光を作曲したそうです。
私も最初のページの和音は、優しい、柔らかな音色で、輝く月の光と、その月の光が湖に映る様子を表現したくて、練習していました。
和音の後にでてくる、16部音符は、繊細に粒を揃えて、美しい響きで弾くのが難しいです。
この曲を練習していくと、月の光、水の精、風、波、小鳥、森、自然の中に、ドビュッシーの優しさ、寂しさ、悲しみ、幸せを感じながら、ピアノで表現したいです。
明るい暖かな太陽の光も大好きですが、幻想的な月の光も素敵です。
今夜はどんな月の光でしょう…
ではでは、おやすみなさい。
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